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会員間の自主活動にも使えるSkype総会の最終日は9時から総会。まず会計から、第六期会計報告と第七期予算が示され、拍手をもって承認された後、事務局からトップページの更新案やSkypeを使った自立分散連携型のコミュニケーションの勧めがありました。今後、運営会議以外にも、大工さん同士、次回総会準備など、さまざまな情報交換や深い話し合いなど、さまざまな形で活用されていくといいですね! |
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既存不適格建物の増改築問題
そして前日の分科会で話し合いの方向の後、一級建築士事務所恒河舎・寺川千佳子さんのすばらしい司会、模造紙にみんなの発言の要点を適格に記録するビオフォルム・山田貴宏さんの鮮やかな書記ぶりのもとで「まとめの会」がありました。
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あたりまえだけど「人を死なさない家」がまず第一
「伝統構法」という以前に「人のいのちを守れる木の家」という視点が必要、と説いたのは、阪神大震災を体験した米谷さん。前日の大工サミットでも「人が死なない家をつくる責任」ということが話されたようで、つくり手のこだわりよりもひとつ手前の大前提として大切にしなければならないものとして「構造安全性」があることをみな認識しました。基準法で位置づけられている現代工法の構造安全性だけでなく、職人に伝わって来た木の家づくりの構造安全性の検証がいま、求められています。それがあってはじめて、基準法でも木の家づくりが正しく位置づけられていくようになります。 |
木造二階建て程度の限界耐力計算の審査は県単位で!古川さんは、建築基準法改正に対する意見のまとめをされました。姉歯事件のあおりで建築基準法が「厳格化」という方向に改正された結果、木造二階建て程度の「4号物件」であっても限界耐力計算を使えば「ピアチェック」という期間と費用のかかる審査に出さなければならないことになりました。現行法の壁倍率計算では構造安全性を解けない石場立ての建物について、限界耐力計算を用いるのに、大規模なマンション並の手続きを要求されるのは「風邪を引いただけなのに天皇陛下の医師団にかかるようなもの」とし、木造二階建て程度の「4号物件」程度であれば、県の建築主事や確認期間レベルで審査してほしいと要望するのが第一点。
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動き始めた大工たち9(金)の夜にも大工たちで基準法改正問題について語り合う会を開いた宮内さんからは「今後、大工が主体となって各地域で集まりをし、各地での実験、情報交換などをしていきます」との宣言。
また、岩波さんはこれまでスポットがあたってこなかった問題として、大工がまちなかに刻み場を持てないということについて指摘。名古屋市内に刻み場をもつ中村さん、柘植さんも苦労を語りました。また、総会を取材したテレビ制作に携わる石谷ディレクターも発言。木の家の良さと裏腹に、木の家づくりがしにくくなっているという現実があるを知らせることの必要を語りました。
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国交省へのはたらきかけもできる運動体に成長した木の家ネット第七期から運営委員長となった渡邉隆からも「現場でものづくりをしている思いを、法律をつくる人につねに届けよう」と、今後伝統構法が建築基準法に位置づけられていくよう、国交省へのはたらきかけと連動を強めていく決意が語られました。そして、最後の締めは加藤代表「法改正ということがひとつのきっかけとなってか会員の問題意識が高まり、木の家ネットがようやく本来めざしてきた運動体になってきたと語りました。盛り沢山で充実した総会は、予定時間を延長して11時半過ぎに無事終了。お疲れ様でした。 |
見学ツアーは、スギの香りあふれる「あい愛診療所」へ |
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この後、オプションで、TSウッドハウスのスギ材で私が設計させていただいた、鳴門市にある、診療所棟とデイサービス棟からなる「あい愛診療所」を見学してもらいました。思いがけず、大勢の方に見ていただいて、うれしかったです。また、来年、埼玉でお会いしましょう。
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