職人がつくる木の家ネットでは11/15(土)の公開シンポジウムの前と、11/16(日)の川越総会の後に、川越蔵の会、伝統技法研究会のみなさんのご協力を得て「蔵の町 町歩き」をします。その「予習サイト」をつくりました。
11/15(土) 14時〜 公開シンポジウムの情報はこちらへ
町歩き1:一般向け 11/15(土) 10:00集合、10:30出発
川越の見所を歩いて散策します。午後のシンポジウムに出席する方であれば一般の方も参加できますが、事前の申込が必要です。
町歩き2:木の家ネット会員のみ 11/16(日) 13:00出発
職人がつくる木の家ネットの会員および同伴者の方限定、建築的な技法などに着目した、プロ向けの町歩きです。

これが明治時代の人が採用した耐火構造!
道路に面する店舗を黒漆喰で塗り固め、軒下もまた漆喰の軒蛇腹を設け、2階の壁には観音開きの扉をつける。表通りから裏へ、店蔵、漆喰で塗り込められた住居、物置、土蔵と連続して並ぶ。明治26年の大火後、このような造りに町をこぞって改めたのが、今の蔵造りの町並みの始まり。伝統的要素による防火構造についての木の家ネットの以前の記事「火の用心 vol.2」はこちら!一番街〜明治時代の蔵造り
仲町交差点から時の鐘入り口を経て札の辻に至る400メートルの道に、70軒ほど「蔵造り」の店蔵が立ち並び、「小江戸」のイメージを最も強く印象付ける場所です。自主協定の景観ルールをつくり、まちづくりを実践してきた成果が活かされています。
- 松崎スポーツ店

一番街のはじまり、仲町交差点の角にあるスポーツ用品店です。昭和24年までは砂糖商を営んでいました。角店なので入母屋(いりもや)造りになっています- 亀屋(もち亀屋)

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天明三年(1783)の創業以来、伝統の芸術品といわれる逸品菓子づくり一筋に200年余りの歳月を積み重ねてきています。店の裏にある「山崎美術館」、5代当主の隠居所であった洋館のお屋敷で「山崎家別邸」も、亀屋ゆかりの建物です。
http://www.koedo-kameya.com/ - 田中屋仲町店 (旧 桜井銃砲店、市指定文化財)&旧山吉デパート

- アーチの入り口、ギリシャ風の柱を模した柱と窓で飾られた2階など、左官仕事の光る大正時代の看板建築の田中屋。1Fは喫茶店、2Fはギャラリーになっています。隣も同じ雰囲気の建物が続きます。今でこそ空き家になっていますが、昔はまるひろの前身となったデパートだったそうです。
- 白石藤兵衛商店

- 全国から厳選した名工の鉋(かんな)、鑿(のみ)、天然砥石(てんねんといし)から、大工道具、農具のに至るまで、刃物を扱っています。鋸の形をした「刃物や藤兵衛」の大きな木製の看板がおもしろいです。
http://www.kawagoe.com/shiraishi/ - りそな銀行(旧八十五銀行本店本館、国登録文化財)

大正7年建造の、中央にドームのあるルネサンス様式の建物です。大正期、蔵の街・川越に姿を現した高い塔と白いタイル張りの洋館は竣工当時は違和感がある建物だったのかも知れませんが、時代の経過と共に蔵づくり商家と同化した風景になっています。- くらづくり本舗一番街店 (小林家住宅、川越市指定文化財)

- りそな銀行のすぐ隣にある黒漆喰の蔵で、元は呉服太物卸問屋を営んでいました。黒塗りの商家と白タイルの大正モダンな銀行店舗の対比が面白いのです。
- 陶舗やまわ(原家住宅)

- 長喜院の参道と一番街が交わる角地にあります。入母屋造り、黒塗りの店蔵の中に、ダイナミックな太い柱や梁を生かし、地元陶芸作家の作品が展示してあります。
http://www.touho-yamawa.co.jp/ - 甘味処蘭門(旧 小島家住宅、川越市指定文化財)

大正期の日本画の佳人・小茂田青樹(おもだせいじゅ)の生家です。一番街の真ん中にちょこんとたたずむ、黄大津壁の蔵がかわいらしいのです。落ち着いた雰囲気の二階喫茶室では今、甘味・軽食がお召し上がりいただけます。
http://www.ask.ne.jp/~haruri/kawagoe/kawagoe.html- 時の鐘

今から約400年前、当時の川越藩主だった酒井忠勝によって創建され、城下の町に時を告げる時計台です。木造で3層のやぐらで高さは約16メートル。度重なる火災で、今残っているのは明治26年の川越大火直後に再建された4代目にあたり、午前6時・正午・午後3時・午後6時に鐘が鳴り、小江戸川越の情緒たっぷり。平成 8年、環境省の「残したい“日本の音風景100選”」に認定さました
川越市のサイトで、鐘の音を聞くことができます。
大正浪漫夢通り
かつてはアーケード通りだった銀座商店街。1990年代には寂れていったのを巻き返そうと名称を変え、電柱地中化と御影石の石畳でこざっぱりした通りに生まれ変わりました。蔵造りの黒とは対照的に、全体的に白っぽい街並みができあがりました。通りの北の端に旧・武州銀行だったレトロな建物の商工会議所があり、一番街より洋風の、大正ロマンの雰囲気にあふれています。
- 川越商工会議所(登録有形文化財)


1928年(昭和3年)に旧武州銀行川越支店として建設され、1970年(昭和45年)から川越商工会議所として利用されています。- 和菓子 伊勢屋

- 1935年(昭和10年)の創業以来、だんご、和菓子、ご飯物など、気取らない庶民の味を守り続ける店です。
- 吉田謙受堂

- 商工会議所と反対の入り口にある老舗の本屋さん。昔から教科書等も取り扱いしており、歴史のあるお店です
- 日本聖公会 川越キリスト教会

通りから少しは刷れますが、商工会議所から東へ行った突き当たりにある赤煉瓦の教会堂です。
立門前通り
蓮馨寺前から東に延びる商店街です。アースデイ川越がここで開催されました。
- 蓮馨寺

- 河越夜戦(1546年)の後、河越城の城将となった大道寺駿河守政繁が、亡くなった母・蓮馨尼のために浄土宗の僧・感誉を開山として創建したお寺です。子育て、安産に霊験あらたかな呑龍上人、さわると病気が治るといわれる「びんづる様」が人気です。
- 旧 川越鶴川座

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川越大火で全焼した松蓮座を、川越座として復興し、明治33年からは鶴川座として営業していました。昭和初期まで芝居小屋として、その後、映画館として使われてきました。ライブハウスとして活用されたこともあるようですが、現在は閉鎖されています。看板建築風の背景の丸屋根がかつての反映を象徴しています。 - 旧 川越織物市場

立門前通りから入った路地にあります。明治末期、川越の織物産業復興のために建てられた市場です。広い中庭をはさんだ両側に長屋が並び、この建物に織物仲買商や銀行が出向して市が開催されました。取り扱う織物は埼玉県全域体、市は5と0が付く日の月6回開催されました。しかし大正に入って市場は閉鎖、その後、女工さんの寮、アパートとして使われ続けてきました。高層マンション建設計画に遭い、取り壊されそうになりましたが、保存する会の活動により、取り壊しを免れました。11/9にはアースデイの職人手仕事部門の出展会場となり、木の家ネットの有志が実演をしました。
http://www.geocities.jp/kpurado/
ほかに参考になるサイト
- 東洋大学/川越アメニティマップ
- 町並み保存だけではなく、歩く人にやさしい街にするには、どうしたらよいか、歩く人の目から見た地図をつくっています。
http://team-6.eng.toyo.ac.jp/
kawagoe-amenitymap2007/002311.html - 小江戸川越 街検定
- 知ってました?小江戸川越の街検定試験なんていうものが毎年あって、試験問題や対策本まであるんです!木の家ネットの町歩きに参加すれば合格まちがいなし!?
http://www.kawagoe.or.jp/koedokentei/
参加費
1,000円(資料代として)
シンポジウム参加費込です。町歩きだけの参加は、できません。
予約方法
11/15(土) 14時〜 公開シンポジウムにご出席していただくことが、町歩きに申込みのための参加条件となります。
メール本文に以下の項目をコピーペーストして、記入の上、
kinoie_saitama@yahoo.co.jpまでお送りください。
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職人がつくる木の家ネット 公開シンポジウム 未来に住み継ぐ木の家づくりに参加します
◆お名前 ◆参加人数 名 |
※同内容をFAXでお送りいただいても結構です。 FAX:048-432-8651
主催、共催等
主催:職人がつくる木の家ネット(小江戸川越大会実行委員会)
共催:NPO法人川越蔵の会・これからの木造住宅を考える連絡会
協力:伝統技法研究会
後援:埼玉県・川越市・川越市教育委員会
問合せ
職人がつくる木の家ネット・小江戸川越大会実行委員会
TEL:04-2966-6609(宮越)
11/15(土) 14時〜 公開シンポジウムの情報はこちらへ



川越までのアクセス地図はこちら。町歩きの集合場所となる茶陶苑へは、西武新宿線本川越駅が便利です。(西武新宿駅は、JR新宿駅から地下道で徒歩10分以上かかるので、JR山手線高田馬場駅、都営新宿線中井駅で乗り換えというのもお勧めです)